成功を呼ぶ億万長者たちの“特別ではない”習慣とは?
お金持ち、そして億万長者。こう呼ばれる人たちはどのくらいの資産を持っていると想像するだろうか。
フォーブスが発表した最新版「フォーブス・ビリオネア・ランキング(世界長者番付)」(2019年版)によると、米アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏が保有総資産14兆6000億円で2年連続の首位を獲得した。一般市民からすれば途方もない額だ。
多くの日本人が考える億万長者というと、「資産1億円以上」くらいだろうか。しかし、世界にはイメージを超えるような億万長者たちがいる。
では、億万長者と呼ばれる人たちはどんな習慣を大切にしているのだろうか。
『億万長者のすごい習慣』(岡崎太郎著、三笠書房刊)では、通販事業で数億円の資産を築いた岡崎太郎氏が、世界各地で知り合った億万長者仲間たちの交流エピソードを交えながら、億万長者たちの習慣を紹介する。
■億万長者たちはどんな習慣を大切にしているのか?
彼らは仕事と学びについてはどのような習慣を実践しているのか。本書からいくつかあげていきたい。
●超速で返信する
億万長者は何事においても反応(レスポンス)が早いと岡崎氏。彼らは、時間はお金以上の価値があると分かっており、グズグズせずに即断することで時間を最大限に活かしている。SNSももはや連絡や情報収集のためのツールである。
●凡事を“超”徹底する
億万長者は、電話の受け方、事務所の掃除、毎日のあいさつ、お客様にコーヒーを出すなど、あらゆることを「ここまでやるか」と完全に振り切って徹底するという。彼らは、どんなことでも相手が驚くレベルまで徹底してやるのだ。
●徹底的にメモをする
億万長者はメモ魔だ。しかも、最新のタブレットやスマートフォンのようなデジタル・ツールを使うのではなく、手帳やノートに手書きというアナログ派が多いと岡崎氏は指摘する。
この習慣は、仕事に対しても効果を発揮し、仕事をと全体を見通す力が高まり、その仕事のポイントはどこか、そのために必要な資材や人材の確保まで、目を配ることができるようになるという。
これらはある人だけができるような特別な習慣ではなく、誰にでもできるが、見落としていたり、面倒になってしまうようなものばかりだ。
実は、億万長者たちは特別ではないが、つい手を抜きがちな習慣を徹底して続けているのだ。
本書で紹介されているお金持ちになるための習慣。これらをマネすることが仕事や人生を向上させるきっかけになるのかもしれない。
(新刊JP編集部)