経営学者が「こんなに格好いい人はいない」と絶賛する俳優とは?
毎週月曜日から金曜日、朝7時から文化放送で放送中の情報ラジオ番組『The News Masters TOKYO』。さまざまニュースやトレンドについて、タケ小山さんとレギュラーコメンテーターが切り込んでいく番組だ。
その中で、本の目利きたちが出演し、今ビジネスマンが読んでおくべき本を紹介するコーナーがある。毎週火曜日の8時25分頃からの5分間のミニコーナー「トレンドマスターズTOKYO BOOK」だ。
2月12日(火)は、経営学者で番組のコメンテーターを務める楠木建氏が、『サムライ評伝 三船敏郎』(松田美智子著、文藝春秋刊)をピックアップした。
三船敏郎といえば、戦後の日本を代表する俳優と知られ、1997年に亡くなっている。そのため若い人の中には「名前は知っているけれど…」という人もいるかもしれない。
楠木氏はこの三船敏郎について「こんなに格好いい人はいない!」とベタ惚れ。「もしご存じない方は今すぐググってください」リスナーに呼びかける。
そんな楠木氏だが、7歳の頃に当時住んでいたアフリカで、三船敏郎がアラン・ドロン、チャールズ・ブロンソンと共演した『レッド・サン』をロードショーで鑑賞し、「なんて格好いいんだ!」と感動。日本人としての誇りを満たしたという。
本書はそんな三船敏郎の人生を追いかける評伝。「とにかくストイック。この方は戦後日本の侍。誇りを与えた偉人を、この本で知っていただきたい」と最後まで絶賛していた。
・The News Masters TOKYO公式ホームページ
・タイムシフト試聴はこちらから…radiko(The News Masters TOKYO)(2/18まで試聴可能)
(新刊JP編集部)