だれかに話したくなる本の話

「精神的に参考になる」 「ほぼ日」の経営哲学

毎週月曜日から金曜日、朝7時から文化放送で放送中の情報ラジオ番組『The News Masters TOKYO』。さまざまニュースやトレンドについて、タケ小山さんとレギュラーコメンテーターが切り込んでいく番組だ。

その中で、本の目利きたちが出演し、今ビジネスマンが読んでおくべき本を紹介するコーナーがある。毎週火曜日の8時25分頃からの5分間のミニコーナー「トレンドマスターズTOKYO BOOK」だ。

1月22日(火)は、本の要約サービスを提供する株式会社フライヤーのプロモーションマネージャー、井手琢人さんが『すいません、ほぼ日の経営。』(川島蓉子、糸井重里著、日経BP社刊)をピックアップした。

昨年10月に出版されて以来、読まれ続けている本書では、ほぼ日の経営哲学が語られている。「経営論というけれど、論という感じではないですね。どんなプロセスでやってきたか。糸井さんが考えてきた、選び取ってきたプロセスが書かれている一冊です」と井手さん。

そんなほぼ日の代表商品といえば「ほぼ日手帳」だが、実はある社員が「ほぼ日社員の生徒手帳をつくりましょう」というアイデアから始まったそうだ。
井手さんは「(ほぼ日は)マーケティングをしない」と話し、「自分がお客さんだったらどう思うかということを突き詰めて、これは絶対売れるよねと突き詰めたところで製品化する。それを繰り返しているんです」と説明する。

では、そんなほぼ日の社風は? 西川文野アナはメディアツアーでほぼ日のスタッフと一緒になったことがあるそうで、「ほぼ日の方って、すごく楽しそうなんです。すべてを楽しんでいる感じがした。そういう社風があるんですよね」と語る。

また、コメンテーターの楠木建さんは「(ほぼ日の経営哲学は)精神的に参考になりますね」と話し、「本来商売はこうあるべきだったんじゃないかなあと考えさせられます」とコメントしていた。

The News Masters TOKYO公式ホームページ
・タイムシフト試聴はこちらから…radiko(The News Masters TOKYO)(1/28まで試聴可能)

(新刊JP編集部)

すいません、ほぼ日の経営。

すいません、ほぼ日の経営。

糸井さんとほぼ日にとって、事業とは、働くとは、そして会社とは?

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