自分の「タイミング」を見極めれば生産性は劇的に変わる
毎週月曜日から金曜日、朝7時から文化放送で放送中の情報ラジオ番組『The News Masters TOKYO』。さまざまニュースやトレンドについて、タケ小山さんとレギュラーコメンテーターが切り込んでいく番組だ。
その中で、本の目利きたちが出演し、今ビジネスマンが読んでおくべき本を紹介するコーナーがある。毎週火曜日の8時25分頃からの5分間のミニコーナー「トレンドマスターズTOKYO BOOK」だ。
11月13日(火)は、書籍ダイジェストサービス「SERENDIP(セレンディップ)」編集統括の冨岡桂子さんが『When 完璧なタイミングを科学する』(ダニエル・ピンク著、勝間和代訳、講談社刊)を紹介した。
本書は「SERENDIP」内で閲覧数第1位を獲得している一冊。著者のダニエル・ピンク氏はクリントン政権のときに、ゴア副大統領のスピーチライターを務めており、ビジネス戦略に関する著書もある。
そのテーマは「時間を味方につける」。日々の中で一日ずっと同じ気分でい続けられたり、安定したパフォーマンを保つことはかなり難しい。集中しやすい時間というものがあるのだ。
冨岡さんは「どんな人でも(1日の中には)ピーク→谷→回復というパターンがある」と述べ、それは3つの型に分かれるという。
・夜にピークが来る夜型(フクロウ型)
・朝にピークが来る朝型(ヒバリ型)
・その間にピークが来る「第三の鳥型」
例えばタケ小山さんの場合、休みの日でも夜8時~9時頃に就寝し、朝3~4時頃に起きる。これは「フクロウ型」にあたり、朝7~9時のちょうどラジオ生放送の時間帯がクリエイティブな作業にうってつけだということになる。また夕方前から夜にかけては意思決定や分析的な作業が良いとのこと。
1日の波に合わせて、「いつやるか」が大事。あなたのピークは1日の中の何時頃だろうか?
・The News Masters TOKYO公式ホームページ
・タイムシフト試聴はこちらから…radiko(The News Masters TOKYO)(11/19まで試聴可能)
(新刊JP編集部)