だれかに話したくなる本の話

日本のモノづくり現場で求められる「FOA」という考え方とは?

『日本版 インダストリー4.X 日本の強みを活かすIoT革命』(ダイヤモンド社刊)

2011年にドイツの産官共同プロジェクトが提唱し、その後世界を席巻しているプロジェクト「Industrie4.0(第4次産業革命)」。これは、それ自体が目標として定められた「革命」でありながら、注目度の高い新たな産業高度化の概念だ。
その中核にあるのは、IoTに代表されるITの活用だが、日本の製造業はまだこの潮流に対応しきれていないのが実情といえる。

『日本版 インダストリー4.X 日本の強みを活かすIoT革命』(奥雅春著、ダイヤモンド社刊)は、現場の“事実情報”に根差した、人や組織のアジリティを高める IoT活用のコンセプトを提言し、その具体的なシステム展開である「FOA(Flow Oriented Approach)」を解説した一冊だ。

日本版 インダストリー4.X 日本の強みを活かすIoT革命

日本版 インダストリー4.X 日本の強みを活かすIoT革命

現場系ITシステムの構築に悩む経営者、必読の一冊。