だれかに話したくなる本の話

嫌なことを引きずってしまうなら 心を守るための考え方

相手から言われた言葉をずっと引きずって落ち込んでしまう事はないでしょうか?
悪気のない些細な一言に傷ついて、相手がいないところでもつい自分を責めてしまったり。

そんなときに読みたい本が、『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(Jam著、名越康文監修、サンクチュアリ出版刊)です。

少し変わったタイトルの本ですが、その理由は表紙の4コマ漫画にあります。

グレーの猫から言われた何気ない言葉にショックを受けてしまう白猫。
「困ってしまってニャンニャンニャンニャン」と電話で誰かに相談しているコマが続きます。
すると電話の相手は、**「気にしすぎだって!多分そいつ今ごろ…パフェとか食ってるよ。」**と言うのです。

なるほど。自分に対して嫌な言葉を向けてきた相手が、いつまでもこちらのことを考えているとは限りません。
相手にも相手の生活がありますし、それこそどこかでパフェを食べている最中かもしれません。

安心した白猫は、「恋するように嫌なやつのことを考えるのやめよう…」と笑顔になるのです。
本書は可愛らしい猫のキャラクターを主人公に、読めば心が楽になる64の考え方が身に付く4コママンガ集です。

小さなことでいつもグルグルと考えてしまう。傷つきやすい。人間関係に悩んでいる。そんなあなたに、考え方を変えるヒントをくれる一冊です。

(新刊JP編集部)

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

ここにいない誰かからココロを守る64の考え方

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