だれかに話したくなる本の話

面白い映画は自分ではない誰かが知っている

提供: 新刊JP編集部

こんにちは、新刊JP編集部の金井です。

前回のダイエット宣言からもう1週間半ですか。どのくらい体重が減っているのかというと、こんな具合です。

スタート時は72.6kg。そして今日8月3日朝の時点で67.2kg。5kg強落ちました。
体重は日の中で多少の変動があるものですが、野球観に行ってビール飲みまくったり、ラーメンやカレーを食べたりしながら、なんとか落としています。
しかし、全然「痩せたね」と言われないので、実は減っていないのかもしれないな。体重計が嘘をついているのかも。これは何も信じられない世の中や。

9月30日までに63kgに届くように頑張ります。応援よろしくお願いします。

 ◇

さて、最近ですが、周囲の人たちに「面白かった映画」を聞いてまわっています。
題して「面白い映画は自分ではない誰かが知っている」。題する意味はまったくないけれど。

コンセプトはタイトルの通り。誰かに「面白い」と思った映画を教えてもらい、それを観てその人に自分の感想を伝える。ただそれだけです。

自分の偏向的な態度に辟易していたこともあり(たまにそういう気持ちになるときがある)、新しい何かを体験するために、まずは周囲の人が面白いと思う映画をたくさん見てみよう、新しいジャンルにどんどんチャレンジしていこうと思った次第でございます。

今のところ見終わった「面白い映画は自分ではない誰かが知っている」シリーズとそれぞれの一言感想がこちら。特にネタバレはないかと思いますのでご安心を。

第1弾:『SE7EN』(編集部・ヤマダ選/DVD)

ブラッド・ピットはチンピラ役を演じれば、即ちそれが世界最高のチンピラになるわけで。

第2弾:『トイ・ストーリー3』(オトバンク陸上競技部・Tさん選/ひかりTV)

この作品で最も美しいと思った言葉がこれ。バービー**「権力は統治される者の同意から生じるべきよ!」**
調べたらテオドール・ド・ベーズの言葉の引用なんだとか。

第3弾:『ミスト』(らすとそりっど選/Amazonプライム)

預言者と化したミセス・カーモディが醸し出す謎の「オタサーの姫」感に熱い視線。虫がとんでもなく強い。

第4弾:『麒麟の翼』(弊社コーポNさん選/DVD)

若手俳優陣の豪華さの中でも特に際立っていた菅田将輝の存在感。そして新垣結衣。

ここまで4本ですが、これから観る予定の作品がすでに20本強決まっていて、しばらくは充実した鑑賞ライフを送れるはずです。
これも好意的に教えてくれる皆さんのおかげです。ありがとうございます。

自分の感性に閉じこもって上手くことが進むのであればそれでいいのですが、なにか停滞しているなあと少しでも感じるのであれば、新しいエッセンスが必要になります。そして新しいエッセンスを持ち運んでくれるのは他者です。

自分とはまったく異なる感性を持つ誰かが予期せぬ発見をもたらしてくれるかもしれない。そう思いながら、このプロジェクトを進めていこうと思います。

ではまた!

【新刊JP編集部日記はこちらから】

新刊JP編集部

この記事のライター

金井氏の顔写真

金井元貴

1984年生。「新刊JP」の編集長です。カープが勝つと喜びます。
facebook:@kanaimotoki
twitter:@kanaimotoki
audiobook:「鼠わらし物語」(共作)

このライターの他の記事