だれかに話したくなる本の話

レースを浮かべたファンシーなコーヒーが飲みたい

提供: 新刊JP編集部

天気が崩れがちな6月。外に出るのが億劫になるときもありますよね。
そんなときは家の中で優雅なコーヒータイムを楽しみたい!
 
と、いう訳で今回は、コーヒーにレースを浮かべたものを作りたいと思います。

イメージはこんな感じ。
 
シュガーレースといって、材料はトリコミックスという粉を使います。
実店舗ではお菓子の材料専門店でもまず置いていない少しマイナーな粉なので、ネットでの購入がおすすめです。
50g700円程度とややお高めですが、今回のテーマは「優雅なコーヒータイム」なので、奮発していきましょう!

海外感あるパッケージ。
 
本来の用途はケーキやクッキー等の装飾です。 ウエディングケーキの側面にレースの模様がついていることがありますよね?あれです。

写真は筆者が過去に作ったクッキーなのですが、お花のレース部分に使用しています。
作り方は簡単。

トリコミックス50gに対し、40CCの水(40~45度)を入れてよく混ぜます。

アイシングクッキー用の着色料で色を付けることも可能です。

シリコン製のレースマットに

スケッパーをつかってのばします。
3~4時間程度で固まるので、そっとはがせば完成!
 
な、の、で、す、が……!このレースマット、安い物でも千円以上、今回使っているような大きい物になると1万円前後してしまうのです。
 
高い!これでは記事の最後を「みなさんもぜひ試してみてくださいね」で終われなくなってしまいます。
 
そこで100円ショップで代替品を見つけました。

小さいシリコン型です。
可愛いマシュマロが作れるグッズとして売っていましたが、トリコミックスでも使うことができそうです。

猫を撫でながら待つこと4時間。
 
さっそく型からはがそうとしましたが、なんということでしょう。
全っ然固まってない。

……え、ちょっと待ってホント困る。前はちゃんと固まってくれたじゃん。
作り直す時間なんてないよ、マジで困るマジで、、、

方針変更です。
 
自然乾燥はあきらめて、文明の利器に頼りましょう。
100度のオーブンで10分焼きます。調べてみると、梅雨時に固まらないのはよくある事だそう。おのれ湿気め!
柔らかいシリコンをオーブンで焼くのは少し抵抗がありますが、シリコンは熱に強いので、100度ぐらいの熱ではびくともしません。
 
オーブンから出してみると……

はがれたーーーーーーーー!!!!!!
気持ちがいいレベルでペロッとはがれたーーーーーーーーーーーー!!!!!!

100均のシリコン型も問題なく使えました。
こちらは少しはがすタイミングが早かったようで、ややべたついてしまいました。
 
世の中はサッカーワールド杯真っ只中。本田のゴールによる隣人の雄叫びを聞きながらの作業でしたが、無事にできてひと安心です。
ちなみに作ったシュガーレースは乾燥させないようにラップにくるめばしばらく保存可能です。
 
早速コーヒーに浮かべてみると……

ない!沈んだ!!写真撮る前に消えた!!!!!
今回2度目のハプニング。

えええええ、、、、、、めっちゃ沈むやん、、、、、

軽い所を選んで切り抜いたり、

一部を切り取って浮かべればなんとか。
 
レースマットにトリコミックスを伸ばす際に、薄く均等に伸ばすことが大事だったようです。

あまったレースはパンと共に。
土のイメージでブラックココアを振りかけたらちょっと汚くなりました。
シュガーレースはほんのり甘いぐらいの味なので、気にせず食べられます。
 
いろいろとハプニングはありましたが、作業自体は簡単なのでぜひ試してみてくださいね!
 
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この記事のライター

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ハチマル

本業はデザイナーだが、成り行きで記事を書くことに。
好きなジャンルは時代小説・手芸本。

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