だれかに話したくなる本の話

衝動。

提供: 新刊JP編集部

後先考えずに行動していたってことありますよね。衝動に駆られるままに動いていた、みたいな。
普段はできる限り動きたくないし、のんびりとボ〜っと過ごしているのですが、その反動なのか、たまに衝動的に、何かを作ったり、遠くに行ってしまいます。

今年、東京に大雪が降った日。「こりゃあ雪だるま作らねば!」と衝動的に思い立ち、おこたから抜け出し、深夜に一人で雪だるまを作りました。2時間かかりました。

もう何年も前のことですが、ゴールデン・ウィーク前日の夜に「広島行ってみたい。原爆ドーム見てみたい」と衝動的に思ってしまいました。その日の深夜に家を出て、バイクでズンズン走り続けて、25時間後の深夜。僕は原爆ドームを見上げて、ぬぼーっと立ちすくんでいました。

最近では、「オードリーに逢いに行かねば!」と「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアーin青森」に衝動的に応募していました。後から思えば、東京在住なので青森はちょっと遠いし、来年の3月まで待てば、武道館でもやることが決定しています。深夜、寝っ転がりながらスマホを操作し、後先考えず、ヌルッとチケット申込みしていたのです。

共通点は「深夜」です。要注意。ただ、自分でもすごいと思うのが、深夜の衝動的な行動は、寒かろうが、暑かろうが、遠かろうが、関係なくなってしまうところ。オードリーのこと以外考えられなくなっていました。

で、イベント当日の早朝、新幹線に飛び乗り、青森に向かいました。その日の東京の温度は30度。青森は15度。新青森駅に着いてホームに降り立った瞬間「うわ!寒っ!」ってなって、なんだか遠いところまで来てしまったんだなあ、と青森を実感。

オードリーのツアーは、ファイナルの武道館までまだまだ続くので内容については割愛しますが、面白かったです。いつものオールナイトニッポンをまるで目の前で見ているようでした。というのは、ステージにラジオブースのセットが組んであったからです。
そして、なんてったって右見ても左見ても会場中、ほとんどがリトルトゥースなんですから。気持ちが少し高ぶります。おぉ同志!リトルトゥース!と、なんだかその場にいるだけで、なんかこういうのいいよね〜って思っていました。

イベント後、青森駅周辺は、リトルトゥースTシャツを着たリトルトゥース、ラスタカラーのリトルトゥースリストバンドを身に付けたリトルトゥース、リトルトゥースキャップを被ったリトルトゥースがあっちにもこっちにも。ホッホーッ!と気分良く駅前の東横インに帰りました。

「思い立ったが吉日」というナイスなことわざもあることですし。たまには衝動的に、思うままに、外に出てみるのもいいかもしれませんね。

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T・N

ライター。寡黙だが味わい深い文章を書く。SNSはやっていない。

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