実用的?ただの下ネタ?かゆい所に手が届く絶妙英語表現
日本人にとっても必須の技能になりつつある英語。
仕事上の必要や、就職対策、そしてレジャーのためにと、様々な理由で英語に取り組む人は多いはずですが、通り一遍の勉強だけでは仕事や生活の一場面ピタッとはまる「こなれた表現」はなかなか出てこないものです。
たとえば「こんなことを言うのもアレなんだけど…」という微妙な表現、英語では何といえばいいのでしょうか。
■「こんなことを言うのもあれですけど」は「need」を使って表現できる
アメリカ人は物事をはっきり言うというイメージがありますが、それでも言いにくいことはあります。
そんな時は
I need to say something.(こんなことを言うのもあれですけど…)
と前置きしてから本題に入ります。
ちなみに「こんなことを言うのもあれですけど、鼻毛が出ていますよ」は、
I need to say something. Check your nose hair.
となります。
■「○○のせいで~が手につかない!」は「make it impossible to」が最適
何か気になることがあって、やらなきゃいけないことに集中できないことってありますよね。
そんな時に使えるのが「…make it impossible to~(…のせいで~が手につかない)」という表現。
営業に行った先の担当者が巨乳の女性だった場合、
The way her breasts stand out in her sweater makes it impossible to work.(セーターの膨らみが気になって、仕事が手につかない。)
となるのはありえることです。
■「今にも~しそうだ!」は中学英語で大丈夫!
緊急事態発生!一刻の猶予もないことを伝えたい時は、「…is about to~(…が今にも~しそうだ)」が最適です。
たとえばセクシーな女性を目にした時、スラング的に
My thingy is about to go wild.(俺の“息子”が暴走しそうだ。)
と言ったりします。
こう言うと使う場面がなさそうな表現に思えますが、
My train is about to go!(もう電車が出てしまう!)
など、案外使いどころの多い英語表現です。
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(新刊JP編集部)