だれかに話したくなる本の話

編集部オオムラの「自炊論」

提供: 新刊JP編集部

編集部オオムラです。

先日、山田氏から告知があった通り、新刊JP編集部で日記を書いていくことになりました。

仕事にからんだことから日々の出来事まで「なんでもよい」と言われたので、ふと思ったり考えたりしたことを書き綴ってまいります。よろしくお付き合いくださいませ。

さて、所信表明が終わったところで、今回は「自炊」について。
書籍を自分で電子化する作業ではなくて、ご飯のほうです。

それなりに自炊はするのですが、ご飯を作るときには2つのパターンがあるなと思っています。

ひとつは**「自分のためにつくる、ただ食べられればいい食事」
もうひとつは
「誰かに食べてもらうためにつくる、ちょっと手の込んだ食事」**。

やっぱり誰かに振るまう食事は、ザ・自炊に比べて調理法とか盛り付けとかに工夫しますよね。

ただ、最近は新たに**「基本的に自分で食べるのに、手の込んだ食事をつくる」**というパターンができました。

何故このパターンができたかというと「インスタ映え」のせい。

結果的に一人でつくって一人で食べるのに、SNSの投稿ネタにしようと思うと、少しでも見栄えよくしよう、凝った料理をつくってみようと考えてしまうわけです。

この現代的な自己顕示欲の発露を逆手にとれば、料理がニガテな人も、料理にチャレンジするモチベーションになるのではないか。外食ばかりの人でも自炊の習慣が身につくのはないか。

……みたいなことを考えたのですが、ビジュアルだけが意識されるので、味についてはまったく保障されないという点に大きな問題が残りますね。

ともあれ、今夜は自炊します。SNSには上げないので、おそらくテキトーな食事になります。

※ 画像はあくまでイメージです。

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新刊JP編集部

この記事のライター

大村佑介

大村佑介

1979年生まれ。未年・牡羊座のライター。演劇脚本、映像シナリオを学んだ後、ビジネス書籍のライターとして活動。好きなジャンルは行動経済学、心理学、雑学。無類の猫好きだが、犬によく懐かれる。

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