運は頼るものではなく「操るもの」DaiGoが教える運気操縦術
運がいい、運が悪い、と感じるのはよくあることだ。ただし、成功と失敗を運のせいにすると、人は考えることや行動することをやめてしまう。
そもそも、運は「頼るもの」ではなく、自分で「操るもの」。そう述べるのは、『運は操れる』(メンタリストDaiGo著、マキノ出版刊)の著者であり、メンタリストのDaiGo氏だ。本書では、科学的に運を操るテクニックを知り、その力をトレーニングによって伸ばす方法を紹介する。
■運は「頼るもの」ではなく「自分で操るもの」
DaiGo氏いわく、運を操る力を身につけることによって、仕事運、金運、恋愛運を操ることができるようになる。では、どうしたらいいのか。
DaiGo氏は実体験や運の研究から、「運を操る力」を鍛え、伸ばしていく3つのステップを明かす。
1.不安に強くなる
運を操る力を身につけるには、不安に強くなることが前提条件となる。なぜなら、不安は幸運を遠ざけ、不運を引き寄せるからだ。
ポジティブな人ほど普段からリラックスしているので、全体を見渡す余裕があり、そこここにあるチャンスに気づきやすい。なので、不安を遠ざけ、冷静に場を見極めることが、運とチャンスを呼び込む最初のステップになるのだ。
2.試行回数を増やす
大切なのは、刺激と変化と成果を求めて、小さな実験を繰り返していくこと。試行回数を増やすことが、幸運のやってくる可能性を高めるのだ。コツコツやることの大切さは2つある。実力をつけることと幸運を待てること。
3.気づく力を鍛える
試行回数を増やし、幸運のタイミングを逃さず、運をつかむために必要なのが、気づく力である。運のいい人、悪い人を分けているのは、目の前にあるチャンスに気づくか、気づかないかの違い。
訪れるチャンスの数は同じで、気づいて行動に移せたか、移せなかったかの違いだけが結果を左右しているのだ。不運だと思っている人にも、実はチャンスは訪れているのである。
運とはスキル、知識のようなもの、とDaiGo氏は言う。
漠然と神頼み的な運に頼るのではなく、運を操ること。少なくとも操ろうと努力することで、運気は自分に味方するようになるということだろう。
金運、健康運、仕事運、恋愛運と、人それぞれ欲しい運気は違うだろうが、本書で明かされているDaiGo氏の運気操縦術は、知っておいて損はないのではないだろうか。
(新刊JP編集部)