致命的な時間ロスを生まない問題解決のアプローチ
解決すべき問題や新たなプロジェクトに取り組むときには、「問題を定義すること」に始まり、「入念な分析」をして、「推奨される案を出す」というステップで解決法を導き出す人が多いだろう。
しかし、そうしたアプローチを遠回りだと感じたことはないだろうか?
問題の定義や分析にムダな時間を費やし、解決策を十分に練られなかった。可能性のある代替案を見落としていた。そんな経験をしてきた人は、そもそもの問題解決法を見直すべきだ。
『すべての仕事は[逆]から考えるとうまくいく』(ロブ・ヴァン・ハーストレッチト、マーティン・シープバウアー 著、細谷功訳、日本実業出版社刊)は、そんな遠回りのアプローチを見直し、効率的、且つ、即座に実行に移せるレベルの問題解決法を指南している。