だれかに話したくなる本の話

3,000人以上の飲食店経営者を生み出した飲食業界注目のシステム

『「投資家」にも「経営者」にも小さな飲食店は最強の生き抜く力』(葛和満博 著、ダイヤモンド社刊)

外食産業は華やかさを増している。個性的にして創意工夫に満ち、品質を競い日々成長を遂げている。そのような中、技術を習得した職人が、独立開業を目指すことも少なくない。しかし社会情勢がそれを許さない。銀行は中小企業にさえ貸付を渋る時代だ。小規模の飲食店に融資するような銀行を探すのはまず無駄と言っても過言ではないだろう。技術があり、熱意があっても、開業は夢と散ってしまう。

『「投資家」にも「経営者」にも小さな飲食店は最強の生き抜く力』(葛和満博 著、ダイヤモンド社刊)は、最小限の資金、最小限のリスクで開業ができることを説く。そのキーワードとなるのが「店舗銀行システム」だ。簡単に言えば、手持ちのお金や不動産を運用したい投資家から投資を募ることで、飲食店経営者は通常よりも少ない資金でお店を開業できるシステムだ。また、飲食店の成否を左右する立地やお店づくりについては、「店舗銀行システム」からの指導やサポートを受けることができるのである。

著者は40年以上この方法で、資金は足りないがやる気はある経営者にチャンスを与え、多くを成功に導いてきた。本書では全国で3,000店舗以上の実績を持つ、著者・葛和満博氏が自ら「店舗銀行」の仕組みと成功の秘訣を紹介している。

「投資家」にも「経営者」にも小さな飲食店は最強の生き抜く力――飲食店のプロのバックアップで売上の4割の利益も可能に

「投資家」にも「経営者」にも小さな飲食店は最強の生き抜く力――飲食店のプロのバックアップで売上の4割の利益も可能に

40年、全国3000店舗以上の実績・IoT AI時代、やるきと人間力があれば経験・資金がなくても飲食店経営ができる時代になった。