だれかに話したくなる本の話

【「本が好き!」レビュー】『壜の中の手記』ジェラルド カーシュ著

提供: 本が好き!
『壜の中の手記』ジェラルド カーシュ著

(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーのefさんによる書評です。
本が好き!は、無料登録で書評を投稿したり、本についてコメントを言い合って盛り上がれるコミュニティです。本のプレゼントも実施中。あなたも本好き仲間に加わりませんか? 無料登録はこちら→http://www.honzuki.jp/user/user_entry/add.html

これは面白い! 上質の幻想奇譚の詰め合わせですぞ

本が好き!
『壜の中の手記』

壜の中の手記

ビアスの失踪という米文学史上最大のミステリを題材に不気味なファンタジーを創造、エドガー賞に輝いた「壜の中の手記」、無人島で発見された奇怪な白骨に秘められた哀しくも恐ろしい愛の物語「豚の島の女王」など途方もない奇想とねじれたユーモアに満ちた語り/騙りの天才カーシュの異色短篇集。「凍れる美女」「壁のない部屋で」の新訳2篇、「狂える花」ロング・ヴァージョンを収録した新編集版。