会社を伸ばす原動力になるのは「善人」ではなく、「悪人」という事実
仕事においては、和を乱さず、相手に合わせられる人ほど「善人」と評される。一方、自己主張が強く、周囲との軋轢を恐れない人は、「悪人」扱いされて煙たがられる。
誰しも、他人からは「善人」だと思われたいものだ。しかし、仕事において善人であることは害悪になることがある。組織の変革が求められるような危機に直面しても、周囲から悪く思われたくないがために事なかれ主義を貫いたり、決して良い方法ではないことでも他人の顔色を伺って正しい主張ができなかったりするからだ。