「上昇トレンドありき」の投資は時代遅れ!? 「不透明」な時代の投資方法とは

「2017年」は転換点の年。今の世界情勢を見て、多くの人はそれを感じているだろう。そして明治維新から150年にあたる来年2018年は、日本にとって非常に意味のある年となる。
また、ここ2~3年の間に起きた様々な出来事――ドナルド・トランプの米大統領就任、イギリスがEU離脱という選択をしたことなど――は、世界がこれまでの既得権益を破壊しようとしていることを示しているといえる。
もちろん、それは経済にも多大な影響を及ぼすだろう。
『未来からの警告 2 トランプの破壊経済がはじまる』(集英社刊)の著者で、独自の「Tモデル」「T2モデル」を用いて経済を予測する経済アナリストの塚澤健二氏は、本書の中でこれから起こり得る「経済の大転換」と「第二のリーマン・ショック」を警告している。
では、そんな最中で個人投資家は身につけるべき視点とは一体、何なのだろうか?
4回にわたってお送りする塚澤氏に聞く「2017年後半の経済トレンド」。最終回の今回は個人投資家たちに向けた「金言」を頂いた。