だれかに話したくなる本の話

【「本が好き!」レビュー】『櫛挽道守』木内 昇著

提供: 本が好き!
『櫛挽道守』木内 昇著

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櫛挽きのリズムは、登瀬が生きてゆく鼓動の音だ。

本が好き!
『櫛挽道守』

櫛挽道守

幕末、木曽山中の小さな宿場町。年頃になれば女は嫁すもの、とされていた時代、父の背を追い、櫛挽職人をひたむきに目指す女性を描く。中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞受賞作。