だれかに話したくなる本の話

12球団でただ一人の「40代4番打者」 広島・新井貴浩はなぜ活躍できるのか?

『撓まず 屈せず 挫折を力に変える方程式』(扶桑社刊)

2017年4月11日の広島カープ対読売ジャイアンツ戦で、カープの4番に座ったのは22歳の鈴木誠也だった。そして、5打数3安打2打点とその役割を果たし、勝利に貢献した。

しかし、今季のスタートダッシュを支えているカープの4番打者はまぎれもなく新井貴浩だろう。「競争」と言われていた4番争いは、その候補の一人だった松山竜平とブラッド・エルドレッドが結果を出せず、新井貴浩が座ることになった。

昨年のMVPであり、「つなぐ4番」の体現者だった新井も、今年1月で40歳になった。各球団の開幕4番を調べてみたところ、ベテラン選手も多いのだがその中でも新井はその中でも最高齢だ。

『撓まず 屈せず 挫折を力に変える方程式』

撓まず 屈せず 挫折を力に変える方程式

カープファンのみならず、日々様々なフィールドで戦う全ての人を勇気づける1冊!