だれかに話したくなる本の話

「1日2000ボケ」オードリーのANN 伝説のハガキ職人のすさまじい半生

「1日2000ボケ」オードリーのANN 伝説のハガキ職人のすさまじい半生

『オードリーのオールナイトニッポン』のヘビーリスナーなら「ツチヤタカユキ」というラジオネームのハガキ職人を知っているはずだ。

彼は、常連ハガキ職人の中でも異才を放ち、フリートークでもよく話題にあがっていた。この記事の筆者もヘビーリスナーなので、彼の名前はよく覚えている。

ラジオの放送中に「1回ねぇ、ツチヤとねぇ、がっつりオードリーの漫才作りたいね」と、ぽろっと若林さんが言ってしまうほど、ツチヤさんのネタメールは面白かった。

『笑いのカイブツ』

笑いのカイブツ

cakes連載で大反響を呼び、出版社からの書籍化希望が殺到した青春私小説の傑作!
人間関係が極度に不得手のため、孤独な日々を送る青年は、「お笑い」に生きることを決意する。
青春のすべてをテレビや雑誌の投稿企画に費やし、ネタ出しはどんどん加速。ついには日に2000本のボケを作るようになり、深夜ラジオでは広く知られる「伝説のハガキ職人」になるが――。