だれかに話したくなる本の話

「自分の人生を自分で決めることはできない」逆説的に聞こえるこの発言の真意とは?―【インタビュー】箱田忠昭氏『仕事にいかす! 雑談力トレーニング』監修者

十分な実績をあげていながら出世に結び付かない人もいれば、特別抜きんでた実績があるわけではないのにどんどん出世していく人もいるのがビジネスの世界。

 単純に運のあるなしや、本人の意思も関係あるだろうが、両者を分ける決定的なポイントはコミュニケーション力ではないだろうか。

 昨年12月から刊行が始まったTAC出版の「ビジマルシリーズ」は手軽に楽しく、尚且つ体系的にビジネス思考法やビジネスの現場で役立つ心構えなどを手軽に学べるとして、コミュニケーションに悩むビジネスパーソンに大きな反響を与えている。

 今回新刊JPニュース編集部は「ビジマルシリーズ」の『仕事にいかす! 雑談力トレーニング』の監修者で、今月には新刊『一目置かれる! 質問力トレーニング』を刊行する箱田忠昭氏にインタビューを行った。上司や同僚とのコミュニケーションのとり方や、プレゼンテーション・スキルの第一人者である箱田氏だからこその話題で盛り上がった。
(インタビュアー・記事/山田洋介)


◆「人生は自分で決められるものではない」

―箱田さんが監修し、昨年12月に出版された『仕事にいかす!雑談力トレーニング』は、ビジネスでの人間関係を円滑に進ませるためにとても効果的です。
この本を手に取る人は、職場での人間関係に何らかの悩みを持っている人が多いと思いますが、そういった方々にアドバイスをいただけませんか?

箱田「『自分の人生は自分が決めている』というのは必ずしも当たってはいないんです。
人生で大事なことを他人が決めている場合がたくさんあります。たとえば自分の給料の額や転勤の辞令も他人から下るわけです。もらえるお金の額や住む所を他人が決めている。このことを認識することがすごく重要です。
ですから他人との関係の持ち方はすごく大事です。他人との関係を決定づけるのは日頃のコミュニケーションであり、コミュニケーションに雑談は欠かせません。感じの悪いやつだと思われたら飛ばされる可能性は高くなるだろうし、感じのいいやつだという印象を与えればそんなことは起こりにくい。これは昔から変わっていませんね」

―今月に出版される予定の新刊『一目置かれる! 質問力トレーニング』ではさまざまな聞き方・質問のしかたが紹介されています。箱田先生ご自身が社外の方と面談して「この人はできる」と思った質問がありましたら、教えていただけませんか?

箱田「専門的な質問を投げかけてくる人はできる人と言えるんでしょうけど、逆に専門知識があればできることだとも言えます。専門的でありながらも、いかに他人といい関係を築くかということを踏まえて質問をしてくる人は本当にできると思います。人をいい気持ちにさせる質問。それには常日頃から人をほめることを考えていることが必要だと思います」

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 このインタビューの続きはオンラインブックガイド「新刊JP」内「新刊JP特集「TAC出版 Presents ビジマルシリーズ特集」」にて掲載中。箱田氏が考える「できる人」の姿や育てたい人材像について語られており、読み応えのある内容となっている。是非とも読んで欲しい。