だれかに話したくなる本の話

自信たっぷりにみせるハッタリ 4つの方法

学歴コンプレックスや身長コンプレックスなど、人間誰でも何らかのコンプレックスがあるもの。そのコンプレックスが普段の振る舞いを自信なさげに見せていることもしばしばです。
 しかし、ことビジネスの場面においては、たとえハッタリであっても自信がある態度を見せておくことは大事なこと。最初はハッタリでも堂々と振る舞っているうちに、いつしか本当に自分に自信が芽生えていることもあるでしょう。

 今回は『絶対の自信をつくる3分間トレーニング』(松尾昭仁/著、あさ出版/刊)から、“自信がある人”風に見えるしぐさの数々をご紹介します。

■背筋を伸ばす
 猫背の人は自信なさげに見えます。もし、猫背が定着してしまっている人がいたら、背中を伸ばすだけでも相手からの印象はかなり変わるはずですので、まずは背筋を伸ばすことからはじめましょう。

■声は大きく、低音でゆっくり
 声も自信のあるなしがはっきりと出てしまいます。声が大きければ大きいほどいいとはいえませんが、大きな声には人を圧倒する力があるのもまた事実。声の大きさに加えて、話すスピードをゆっくりすることや、声を低くすることも、自信がある風に見せるために効果的です。

■話は常に“言い切り”で
 「〜かもしれない」「〜でしょう」「〜と思います」
 語尾がこんな感じでは、いかにも自信がなく、頼りない印象を相手に与えてしまいます。
 自分を自信たっぷりに見せるためには「そうなんです」「違います」「間違いありません」などのように“言い切り”を多用すると効果があります。

■「ここぞ」という時はゆっくりと
 緊迫した場面や重要な場面ほど、自分に自信を持っているかどうかがはっきりと出てしまいます。自信がある人はそんなときでもゆっくりと、自分のペースで行動できるものです。自信がなくても、役者の気分で大物の雰囲気を演じてみましょう。

 ◇   ◇   ◇

 自信は、あくまで自分がやってきたことの積み重ねによって徐々に身についていくもの。しかし、自信がないなら、せめて見かけや振る舞いだけでも自信があるように見せてみましょう。自信はビジネスにも私生活にも、いい影響を与えるはずです。
(新刊JP編集部/山田洋介)