だれかに話したくなる本の話

「自分よりも賢いもの」と共存する AI時代に必要な能力

『超AI時代の「頭の強さ」』(齋藤孝著、ベストセラーズ刊)

対話型 AI「ChatGPT」など、AIが話題に上がることが増えた。いつまでに人間の仕事の何割がAIによって置き換わるだろうという、思わず不安になる予想を目にすることも多い。10年後、20年後にも自分の能力は社会に必要とされているだろうか、多くの人にとって、それは不確かで憂鬱な疑念だ。

人類は歴史上初めて「自分よりも頭の良いもの」と共存しようとしている。その未来を見据えながら、人間が生きていくために必要な能力はどんなものなのか。

超AI時代の「頭の強さ」

超AI時代の「頭の強さ」

「頭の良さ」の真髄を語り、「真に頭を“強く”するための方法」をいち早く伝授した絶好の書。