高税率のウラで…金持ちが実践する「税金の逃れ方」
日本の所得税は累進課税で、所得が高い人ほど税率が高く設定されている、というのはほとんどの人が知っているだろう。正直に従っていれば、高所得者は多額の税金を払うことになる。
ただ、これはあくまで「名目」の話。実質的な税負担率は私たちが思っているよりずっと低い。というのも、高所得者や資産家の節税の努力はすさまじく、あの手この手を駆使して支払う税金を少なく抑えようとする。
ある意味で「税金のプロ」である彼らと比べると、一般的な会社員は税金について無知に等しい。自分の給料からどのくらいの税金が引かれているのかも知らない人も珍しくない。