生涯独身者を待ち受ける厳しいお金の問題
「生涯未婚率の増加」がニュースになる昨今、一生結婚しないかもしれない可能性を考慮している人は、以前よりもずっと増えている。
今から42年前の1980年、生涯未婚率(50歳時点での未婚割合)は男性2.6%、女性4.5%だった。つまり50歳時点で未婚の男性は38.5人に1人。女性は22.2人に1人だったわけだ。これが2020年になると、男性は3.5人に1人、女性は5.6人に1人が50歳時点で未婚ということになる。
生涯未婚で過ごすとなると、気になるのはお金の問題。貯金や資産運用、老後の備えなど、独身者はどうお金と向き合うべきか。