だれかに話したくなる本の話

「研究室にこもりっきり」はまちがい?研究者の多岐にわたる日常業務とは

「研究室にこもりっきり」はまちがい?研究者の多岐にわたる日常業務とは(*画像はイメージです)

研究者というと、どんなイメージを持っているんだろうか。自由気まま、興味関心のある分野を突き詰めている。いつも何か難しそうなことを考えていそう…そんなイメージが強いのではないだろうか。

ただ、実際の研究者とはどういう職業なのか、どんなことを考え、どんな悩みを抱えているのか。

脳研究者の脳の中

脳研究者の脳の中

<脳研究者って、最先端でイケてるイメージだけど 実際のところはどうなの?>

本書は昨年『脳を司る「脳」』(ブルーバックス)で 講談社科学出版賞を受賞した大注目の脳研究者が、 自身の経験をもとに「研究者という生き物」の 生態を大公開します。 ・脳研究者って「脳みそ」を具体的にどう扱うの? ・実際、脳研究はAIに役立つの? ・定職に就くまで周囲に心配される? ・就職できても次の進路を心配している? ・イメージより研究費が少なくて大変? など、あまり語られない部分も すべてさらけ出す! 研究者という存在を身近に感じることで、 現代日本の科学力の現在地を知ることのできる一冊です。