だれかに話したくなる本の話

「子どもを支配する親」から逃れるために必要な4つの境界線

「子どもを支配する親」から逃れるために必要な4つの境界線(*画像はイメージです)

親といえど、一人の他人。
いい関係を築ける人もいれば、好きになれない人や、ソリが合わない人もいる。それは自然なことだ。

だが「親子は仲良くあるもの」「親を嫌うなんておかしい」などの一般論が子どもを苦しめる。明らかに子どもに依存し、子どもを支配下におこうとする親であっても、こうした「あるべき親子像」のおかげで、子どもは成人した後も、親の人間性に疑問を持ち、親と距離を置きたいと感じつつもそれができずに苦しんでいたりする。

嫌いな親との離れ方

嫌いな親との離れ方

「幼少期に親から『何やってもダメね』『どうして迷惑ばかりかけるの!』などと否定されて育ち、成人した今も自分に自信が持てない」「親の顔色を伺い、ずっと親の指示に従ってきた」「高齢の母親が自分にベッタリ頼ってきて重い」「親の立場になったものの、自分が毒親になってしまわないかと不安」……など、大人になってからも親との関係に悩んでいる子どもは少なくありません。

本書では、今までに4万人の悩みを解決してきた「大人の親子関係相談」に特化したカウンセリングのプロが、相談事例のなかでもよくあるエピソードを挙げながら、親との間に「境界線」を引くことの大切さ、境界線の具体的な引き方、自分の人生の歩み方、心のケアの仕方などを詳しく解説。

親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法がきっと見つかります!