だれかに話したくなる本の話

「不確実な時代」を生き抜くために必要な視点とは

『見えないものを見る「抽象の目」-「具体の谷」からの脱出』(細谷功著、中央公論新社刊)

現代は「不確実で先の見えない時代」だと言われる。世の中ではっきりとは見えない抽象的な部分が広がっているのに、私たちの視野は狭まっており、それらのギャップがさまざまな問題を起こしている。

見えないものを見る「抽象の目」-「具体の谷」からの脱出

見えないものを見る「抽象の目」-「具体の谷」からの脱出

本書では、著者が思考力を鍛えるために用いる「具体と抽象」のテーマに当てはめながら、この「見えないもの」を見えるようにするための考え方を提供します。
いくつもの事例を読み進めることで、これまで見えなくなっていた視野が広がり、日々のコミュニケーションや仕事の計画等に関する悩みを解消するとともに、未来に向けて将来像を描くためのツールになる1冊です。