「好き」が仕事に!漢字ハカセの進んだ道は
漢字に関する政策作り、辞書の編纂などに関わっている漢字学者の笹原宏之氏。子供の頃から「漢字博士」と呼ばれ、好きなことを仕事にした笹原氏だが、どのように漢字学者になったのか。
『漢字ハカセ、研究者になる』(笹原宏之著、岩波書店刊)では、早稲田大学社会科学総合学術院教授の笹原宏之氏が、さまざまな当て字を得意になって書いていた小学校時代、秋桜をコスモスと読むのが許せなかった中学時代、進路に悩んだ高校時代、地名漢字を調べに出かけた現地調査など、漢字にまつわるエピソードを交えながら、漢字の魅力や研究者への道のりを綴る。