だれかに話したくなる本の話

【「本が好き!」レビュー】『夜が明ける』西加奈子著

提供: 本が好き!
【「本が好き!」レビュー】『夜が明ける』西加奈子著

(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーのKuraraさんによる書評です。

直木賞受賞作『サラバ』から7年、本屋大賞第7位『i』から5年。西加奈子が悩み苦しみ抜き、全力で書き尽くした渾身の作品『夜が明ける』が、10月20日、ついに刊行。

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夜が明ける

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直木賞受賞作『サラバ』から7年、本屋大賞第7位『i』から5年。西加奈子が悩み苦しみ抜き、全力で書き尽くした渾身の作品『夜が明ける』が、10月20日、ついに刊行。

「当事者ではない自分が書いていいのか、作品にしていいのか」という葛藤を抱えながら、それでも社会の一員として、作家のエゴとして書き抜いた本作は、著名人、書店員をはじめ、多くの人の心を揺さぶる救済と再生の感動作。