だれかに話したくなる本の話

貧乏フリーターが年収3000万円を実現した思考法とは

借金400万円の貧乏フリーターから年収3000万円の高所得者に。
表参道の1LDKに住み、好きな時間に起きて好きな時間に仕事をする生活を手に入れたのが『借金400万円あった私が年収3000万円になったお金に愛されるノート』(松浦有珂著、フォレスト出版刊)の著者である松浦有珂さんだ。

松浦さんがお金も夢も引き寄せるために、まず始めたのが「お金の勉強」と「お金持ちの思考・行動を研究する」ことだった。本書では、年収3000万円の人生を手に入れるために松浦氏が学んだ膨大の情報の中から、私たちも即使える知識やノウハウを紹介する。

■借金400万円からの再起を可能にしたノート術

松浦さんが出会ったお金持ちの多くは、手帳やノートにさまざまなことを記録する習慣を持っていた。彼らに共通するのはパソコンなどに記録するのではなく、手書きで書くこと。手で書くことのほうが、スマホに入力したり、パソコンでタイピングするよりも脳の神経を活性化するのだという。

松浦さんも、有名な「引き寄せの法則」に始まり、心理学や脳科学で学んだ知識をノートに書いて実践していくようになりました。そうするうちに、借金はなくなり、ライフスタイルもどんどん理想のものへと変化させていくことに成功したのだとか。

人は毎日のほとんどを「無意識」で過ごしている。脳は、過去の記憶の貯蔵庫であり、過去に経験したこと、感じたこと、学んだことをインプットしていく。それらの情報をもとに、日々の選択を無意識で決定している。

たとえば、仕事帰りにコンビニに寄って帰った経験が積み重なると、脳内GPSは「帰宅途中でコンビニに寄るルート」を導き出す。無意識にコンビニに吸い寄せられ、欲しいわけでもないものを買ってしまう。こういった無意識な行動が貧乏ワールドに住まわされる原因となる。

なので、この「無意識」を「認識」する必要がある。大切なことは、無意識に気づくこと。「無意識の思考や行動に気づくこと」「その際に味わっている感情や感覚を知ること」「本当はこうしたいと思う本音に合わせて変えること」の3つのステップをノートに書き出して、視覚化すること。日々のログをノートに書き、記録を残すことで、無意識に気づくことができるようになるのだ。

お金も夢もどんどん引き寄せるためには、どんな思考でどんな行動をとればいいのか。本書からその術を学んでみてはどうだろう。

(T・N/新刊JP編集部)

借金400万円あった私が年収3000万円になったお金に愛されるノート

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大富豪にお金の秘密を学び、心理学も脳科学も全部実践してみた!

借金400万円のフリーター女子が好きなことで年収3000万円になるまで。

この記事のライター

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T・N

ライター。寡黙だが味わい深い文章を書く。SNSはやっていない。

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