誰もが知る名作が勢ぞろい 読書が楽しくなるなぞりがきが登場!
太宰治に夏目漱石、川端康成、谷崎潤一郎などなど。
普段それほど読書をしなくても、こうした「日本の文豪」の名前なら知っているという人は多いはず。もしかすると「恥の多い生涯を送って来ました。」(『人間失格』)、「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」(『吾輩は猫である』)といった一節に、教科書などを通じて触れたことがある人もいるのではないか。
ただ、作家の名前は知っていても、作品となると「いつかは読んでみたいけどなかなか手が伸びない」ということになりがち。『なぞりがき 日本の名作』(ユーキャン刊)はそんな人でも日本文学の魅力に触れることができる一冊だ。また過去に読んだことがある作品も、「なぞりがき」をすることでこれまでとは違った側面が見えてくるだろう。