だれかに話したくなる本の話

洞窟探検に魅入られた男の「危機一髪」エピソード

『洞窟ばか』(扶桑社刊)

洞窟。ライトがなければ何も見えないような暗い空間。進んでゆく道の先に何があるのかは誰も知らない。生涯忘れられないような絶景が待ち受けていることもあれば、死に直結するような事故が起こることもある。

一方から見ればロマンが溢れ、また一方から見れば恐怖の世界。そんな洞窟の探検に人生を捧げた男がいる。吉田勝次氏だ。

すきあらば、前人未踏の洞窟探検 洞窟ばか

すきあらば、前人未踏の洞窟探検 洞窟ばか

洞窟に魅入られ、洞窟に人生を救われた洞窟探検家の、エネルギッシュで胸がすくような探検譚。