「お客様は神様」「おもてなし」が元凶?接客ストレスから心を守る方法
ストレスがたまりやすく、精神的な負荷の大きな仕事の一つとして挙げられる「接客業」。
高圧的な客もいれば、クレーマーもいるなかで、様々な性質の人に心を添わせなければいけないのはやはり疲れるものだし、特に日本では、「お客様は神様」「おもてなし」の価値観が根強い。理不尽なまでに客の立場が高いというある種の伝統が、接客する人の心理的負担になっているのは否めないだろう。
あたりまえだがお客様は神様ではないし、「おもてなし」を前面に出した接客がどこまで必要とされるかは、場所や商品・サービスの価格、あるいは報酬にもよるはず。少なくとも、こうした価値観の呪縛から逃れることが接客業のストレス軽減には必要なのだろうし、過剰な「滅私」も考えものだ。