だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1932回「心を休ませるために今日できる5つのこと マイクロ・レジリエンスで明日のエネルギーをチャージする」

常にやることに追われて、へとへとになっている人へ。
―どんな時も、生き方の微調整によって自分を強められることを、この本を読めば見いだしてもらえるだろう―
五歳で片脚の切断手術を受け、パラリンピックでアフリカ系アメリカ人として初のメダルを獲得した女性ビジネスコンサルタントと、映像業界で活躍する男性CEO、夫婦が共同執筆で送る、心の折れない生活を送るための一冊。(提供・集英社)

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日々のストレスに悩まされている方は必聴!? 小さな工夫で「心」を癒す方法 

みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。

今回の書籍のテーマは「心の休ませ方」。

著者のお二方の経験を基にして研究、考案された「マイクロ・レジリエンス」のフレームワークが紹介されています。

そもそも、マイクロ・レジリエンスとは?

本書の言葉を借りれば「一日を通してごく小さいことを少しずつ変えていく、小さな回復法」というもの。

「レジリエンス」とは辞書的に「折り曲げられたり圧縮されたりしたのちにもとに戻る力」(スポンジのイメージが近いでしょうか)という意味で、本書では、その状態からさらによりよい形に戻し、それを維持する方法ということに焦点を当てています。

その方法が、日頃の行動習慣や考え方をちょっとずつ変えるというものなんです。

つまり小さな(=マイクロ)回復法(=レジリエンス)ということですね。

本書では、そのマイクロ・レジリエンスに関する5つのテクニックが紹介されています。これによって、人のエネルギーと生産性を飛躍的に高められるということなんです。

さあ、そのマイクロ・レジリエンスについて、より詳しくお話を伺っていきましょう。

今回は著者のボニー・セント・ジョンさん、通訳の小林のり子さんをお迎えしてお送りします。

ぜひ、本編をお聴きください。

◆著者プロフィール
ボニー・セント・ジョンさんは、1984年のパラリンピックにおいてスキー選手として活躍し、現在は、世界的に知られたリーダーシップ専門家として、数多くの人材を指導し、高い業績目標の達成に導いている。 『ピープル』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙、TV番組『トゥ デイ』など、広くメディアに取りあげられ、NBCニュースのなかで「全米で最も感動を与える女性」 と呼ばれた。 アレン・P・ヘインズさんは20年にわたって、映画・テレビ業界で販促キャンペーン企画を担う企業数社のCEOを務 めており、ソニー、ディズニー等の経営幹部にアドバイスとコーチングも行っている。

心を休ませるために今日できる5つのこと マイクロ・レジリエンスで明日のエネルギーをチャージする

心を休ませるために今日できる5つのこと マイクロ・レジリエンスで明日のエネルギーをチャージする

今日小さな工夫を実行することで、あなたの生産性とエネルギーを飛躍的に高める方法「マイクロ・レジリエンス」とは。