新刊ラジオ第1928回 「共謀 トランプとロシアをつなぐ黒い人脈とカネ」
ロシアがアメリカ大統領選挙に介入していたのではないかと言われている「ロシアゲート」。
トランプは、例によって「全くのでっち上げだ」と全否定しているが、ガーディアン紙の元モスクワ特派員である著者のルーク・ハーディングは、ロシア、イギリス、アメリカなどの情報源から全力で情報を収集。浮かび上がってきたのは、トランプの側近たちの多くが様々な形でロシアと関係があった事実だった。トランプ政権の誕生にはロシアとの「共謀は」あったのかを徹底追及!(提供・集英社)
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トランプとロシアは本当につながっているのか? 今、世界を騒がせている「ロシアゲート」を徹底的に追いかけた話題作!!
みなさんこんにちは。ブックナビゲーターの南雲希美です。
今回ご紹介するのは現在、各国を騒がせている「ロシアゲート」問題。
この問題は、ロシアが2016年のアメリカ大統領選挙に介入していたのではないかということ。
そして、トランプ大統領はロシアとの共謀を隠蔽するために司法妨害したのはないかというの二つの疑惑のことを指しているのですが、 本書は、実際にその裏側に潜入したイギリス秘密情報部の工作員による調査報告をもとに、トランプ氏とロシアの黒い人脈を浮き彫りにしていく衝撃の内容となっています。
今回は詳しい話をお聞きするため、本書の解説をされている上智大学総合グローバル学部教授の前嶋和弘さんをスタジオにお迎えしております。
ぜひ、本編をお聴きください。
◆著者プロフィール
ルーク・ハーディングさん。記者、著述家。英紙『ガーディアン』海外特派員として高い評価を受けました。2007年から2011年まで同紙モスクワ支局長を務めていました。冷戦終結以降、ソ連・ロシア政府が国外退去処分を下した最初の人物でもあります。