1200年の時を経て甦る「玄天経典」それは「未来への道しるべ」である
高次元宇宙からのメッセージ

高次元宇宙からのメッセージ

著者:白龍 虎俊
出版:幻冬舎
価格:1,760円(税込)

Amazonでみる

本書の解説

この混沌とした現代において、私たちはいかに生きていけばいいのか。
価値観の多様化や新型ウイルスの流行などによって、日本だけでなく世界中の人々が揺さぶられている。

その中にあって、本書が「未来への道しるべ」というメッセージを持ってこの世に出版されたことは必然だったのだろう。

本書の原典となる「玄天(こくてん)経典」とは一体何か。

平安時代が始まったばかりの1200年前、弘法大師、光の民である帝釈天、桓武天皇の3人が集まり、未来の世が正しい方向に向かうために成すべきことについて話し合われた。その内容が1200年にわたる壮大な光の民による「未来への道しるべ」であった。

さて、この話し合いにはもう一人参加者がいた。菅原清公である。彼は3人の話し合いを「玄武(げんぶ)経典」として巻物に書き残した。
それからしばらく経ち、清公の孫である菅原道真公は祖父の書き残した玄武経典を書庫で見つけ、その内容を理解し、再度、書として記した。それが「玄天経典」である。

この玄天経典は、平将門公から彼の3人の娘の一人である皐月姫に渡った後、散逸してしまった。

それからはるかな時を経て、弘法大師よりペンネームを授かった白龍虎俊が、現代版の玄天経典として蘇らせ、人々の「未来の道しるべ」として読んでもらうように書きつづったのが本書である。

本書で伝えられる光の民のメッセージや不思議なエピソードは、“案内人”光明方示によって語られたものである。光明方示は日々、光の民からの通信を受けている。その内容はこの世の創造や人と神仏の関係といったものから世の不合理、未来のあるべき世の姿といった重要なトピックスが並ぶ。

光の民からのメッセージを受け止めることで、進むべき道は照らされる。
本書はまさに、新時代の扉を開くための「導きの書」であるといえよう。

インタビュー

本書には、弘法大使からペンネームを授かった白龍様が、現代版の「玄天(こくてん)経典」を「未来への道しるべ」として出版し、多くの人に読んでいただくように命じられたと書かれています。「玄天経典」とはどのような経典なのでしょうか。

白龍: まず、1200年前の平安時代に遡って話をします。

多くの人々の魂が邪に支配されていた平安時代という変遷期(ターニングポイント)において、弘法大師様、光の民である帝釈天と桓武天皇の三人で、未来の世の中が正しい方向に向かうために何を成すべきか、ということが話し合われました。

その時、弘法大師様が話し合われた内容を1200年間に渡る壮大な光の民の計画として書き記しました。それが「玄武(げんぶ)経典」といわれるものです。

ここで言う「光の民の計画」とは、我々の「未来への道しるべ」と言い換えてもよいと思います。
そして、その3人の話し合いの場に、もう一人、槍を持った少年が参加していました。その少年こそ、天神様として祀られている菅原道真公の祖父である菅原清公(きよきみ)です。彼は、話し合われた光の民の計画を巻物に書き残しました。
菅原道真公は、その祖父が書き残した巻物を自宅の書庫で見つけて目を通し、「これはすごい内容だ」と、改めて書として書き記します。それが「玄天経典」です。

この「玄天経典」は、時を経て平将門公の手に渡ります。そして、民衆の為に蜂起することを決意した将門公が、鬼王寺で三人の娘達に最後の別れを告げた時、この「玄天経典」を皐姫(さつきひめ)に大切に保管するよう託しました。

残念ながら、当時の「玄天経典」は失われてしまっています。ただ、先ほども述べたように現代という時代は、重要なターニングポイントです。そこで私が失われた「玄天経典」を改めて書き記し、現代版の「玄天経典」として送り出したのが今回出版させていただいた書籍です。

現代版の「玄天経典」は、光の民である神仏の真の言葉をわかりやすく伝えるものです。
弘法大師様は「光の民から、指定された神社やお寺、湖などの聖地を現地調査し、そのデータを元に、馬鹿羅(ばから)の手法を駆使して隠された暗号を解き明かしていくこと自体が玄天経典そのものだ」と伝えています。
そして、私が聖地を現地調査して隠された暗号を解き明かしたり、光明方示という人物を通して伝えられる光の民の言葉をまとめたものが、現在版の「玄天経典」なのです。

本書は「玄天経典」の現代版と書かれています。1200年前の経典を現代版に直す作業というのは、どのようなものだったのでしょうか。

白龍: 光明方示という人物が日々、弘法大師様を含む光の民から通信を受けた内容を我々に伝えます。その言葉を録音して、文字に起こします。

また、光の民から具体的な指示を受けて調査を行い、明らかになった事実を踏まえて、それらの内容をできるだけわかりやすく記載しました。

そこでも伝えられたメッセージは今ある書物に全く書かれていないような事実ばかりです。

本書を執筆の際に気をつけたことや、力を入れた部分について教えてください。

白龍: 弘法大師様を含む光の民から通信を受けた内容は、どの書物にも記載がなく、その通信には難解な内容が多く含まれています。難解な言葉で記載した書物は世に多いのですが、重要な内容であっても、多くの人々に、その真意が伝わらなければ何の意味もなさないと思われます。

従って、我々が受けたその難解な通信を、できるだけわかりやすい言葉を用いて書きました。

それはどのような難解さなんですか?

白龍: 内容自体も難しいし、言葉も難解です。情報自体が虫食い状態の部分もあったりして、キーワードの間をつなぐ作業も大変でした。いずれにせよ、うまくストーリーとして文章を組み立てないと読む人は分からないですから、そこにはすごく時間をかけましたね。

「玄天経典」の中には「光の民」という言葉が多く登場します。この「光の民」は私たちを導く存在であると書かれていますが、どんな存在なのでしょうか。

白龍: 光の民とは、我々が一般的に認識している神仏という存在です。しかし、それらの光の民は、我々が漠然と感じている神仏というものではありません。彼らには実体があり、この三次元とは異なる、五次元、七次元に存在する高次元の知的エネルギー体なんです。

彼らは、我々の三次元世界を創造した宇宙的な存在です。ただ、それは我々が想像するような「宇宙人」ではありません。我々よりも高次元であり、この世界をクリエイトした存在です。

今、ターニングポイントを迎えているこの時代において、光の民は、我々人間にわかりやすいように神仏の名前を借りて、三次元世界が正しい方向に向かうように、何を成すべかという具体的なメッセージとして送ってきています。

この現代に、未来への道しるべたる「玄天経典」が甦ることの意味について教えてください。

白龍: まず、現代は二度目の大きなターニングポイントです。多くの光の民が、1200年周期でこの世の人々が正しい方向に向かっているかどうかを観察するため、この三次元世界に集まってきています。そして、光の民がこの世をどうするかを判断する時期が、正に今、現在なのです。これを我々は、ターニングポイント(時代の変換期)と言っています。

我々の人類の未来の行く末を決めるのは、我々自身の行動にかかっているわけです。もし、誤った進化の道を進んでいたり、我々人間の考えが邪にまみれていれば、大変なことになります。我々の活動は少しでも多くの人が正しい道に進むように啓蒙していくことが使命です。

今回書き記した現在版の「玄天経典」は、光の民のメッセージを多くの人に伝えることを主眼としています。

弘法大師様は「この書が多くの人に読まれることで、この世が正しい方向に向かう」というメッセージを我々に伝え、「最終的に、この世が正しい方向に向かい、この三次元世界が安定したとき、この玄天経典が完結する」と言います。
そして、各聖地に、我々プロジェクトのメンバーが解き明かすべき暗号やアイテムを隠しました。1200年の時を経た現在、我々は光の民のメッセージを受けて現地調査を行い、大師様が各地に隠した暗号や謎を解き明かして、その内容を「玄天経典」として伝えています。

これが、「玄天経典」が1200年の時を経て「未来への道しるべ」として現在に甦った意味なんです。

私たちのような普通の人たちは、本書に書かれているメッセージをどのように受け取ればよいのでしょうか。

白龍: 今、この世界において、決して人々が正しい方向に向かっているとは言えません。多くの矛盾を抱えていても、人々はそれを当たり前のごとく考え、あきらめて、さほど気にもしないで生活しています。

光の民は、我々人類が正しい方向に向かうように、手を差しのべてくれています。我々は、この光の民の存在を敏感に感じとり、メッセージを真剣に受け止めて正しい未来に向かって進んで行かないといけません。

これが我々に求められていることであり、「ドラゴンプロジェクト」を通して訴えていきたいと考えています。

「ドラゴンプロジェクト」はこの本の中にも出てきますが、どのようなプロジェクトなのでしょうか?

白龍: 「ドラゴンプロジェクト」では多くの事を行っています。

今、この世の人々を正しき道に導く最も重要な時期が到来しています。これを我々はターニングポイントと言っています。弘法大師様の1200年に渡る壮大な光の民の計画を実行するため、多くの人を新しい未来に導くために、この「ドラゴンプロジェクト」を立ち上げ、光の民の計画を実行しています。

弘法大師様は、「未来の扉を開けるために必要なのは、他人を思いやる優しさ、そして夢と希望」であり、「新しい一つの未来を照らすことが、先の未来を照らすことにつながる」と伝えてきています。

できるだけ多くの人が光の民からのメッセージを正しく受けとめ、人間本来の優しい心を取り戻していただくことが、我々の使命です。我々のプロジェクトの目的は、光の民の描いた未来図に沿って進み、人としての正しい魂のあり方を伝え、多くの人を次の新しい未来に導くことです。

具体的にはどのような活動を行っているのですか?

白龍: 挙げていきます。まずは、光の民の奇跡映像やメッセージをYouTubeの「Dragon Channel」で配信して多くの人に見てもらうこと。それに「玄天経典」の出版、つまり本書ですね。
他にも、小説の出版とその映画化。聖なるダムと聖なる21の山の調査。北の聖地ツアーの実施。千住大社を背負い神社や聖地を巡り、この世が正しい方向に向かうように神仏の力を頂く。数々の龍道や結界の解放と強化。超古代文明「ムー」の調査。体験型アトラクション施設でのコスプレやお笑いイベント、全国、神社でのお祭りと四神の舞コンテスト開催実施といったことがあげられます。

活動は多岐に渡りますが、自分たちで考えたものではなく、光の民から具体的に指示が来ます。イベントも「この場所で、こういう建物を作って、こういう内容でやりなさい」というようにすべて決まっています。それを一寸違わず行わなければいけません。

本書をどのような人に読んでほしいとお考えですか?

白龍: 今、我々は未来への扉を開け、新しい未来を迎えようとしています。
多くの矛盾を抱えているこの世のあり方を考え、自分自身の考えや行動を見つめ直して、夢と希望を持って未来に一歩踏み出そうと考えている人にぜひ読んでいただきたいと思います。

(了)

書籍情報

目次

  1. はじめに
  2. 弘法大師からのメッセージ
  3. 序章
  4. 1
    光の民による不思議なお導き
  5. 2
    この三次元世界の創造
  6. 3
    そして現世では
  7. 4
    エピソード
  8. 5
    光明のビジョン
  9. 6
    弘法大師からのメッセージ
  10. 7
    昔話や歌に隠された秘密を馬鹿羅で解く
  11. 8
    光の民からのメッセージ
  12. 9
    ドラゴンプロジェクト
  13. 10
    吉祥天からの通信
  14. 11
    彷徨える魂を救済する神事
  15. 12
    余呉湖での神事
  16. 13
    神事と結界
  17. 14
    関西の結界
  18. 15
    千葉県の北斗七星の結界
  19. 16
    光の民から教わった真実の歴史
  20. 17
    次元上昇
  21. 18
    鍾馗様からのメッセージ
  22. 19
    七福神とプレアデスの光の民
  23. 20
    光の民と人に関わる真実の歴史
  24. 21
    光の民と敵である三次元の宇宙人
  25. おわりに

プロフィール

白龍 虎俊(はくりゅう・たけとし)

1957年生まれ。北海道大学卒業後、外資系製薬会社に勤務。
1995年に医薬品広告会社を設立し代表取締役就任。
2006年に医薬品の開発を行う大学発ベンチャー企業を設立し代表取締役就任。
2019年に光の民の1200年間にわたる壮大な計画を実施するための会社を設立し代表取締役就任。
現在、ドラゴンプロジェクトの実施及び全国の聖地の現地調査を実施し、聖地に隠された暗号と高次元宇宙からのメッセージを解き明かしてYouTubeで発信している。また、北の聖地にて、新時代の扉を開くための「導きの書」である玄天経天や小説の執筆などを行っている。

高次元宇宙からのメッセージ

高次元宇宙からのメッセージ

著者:白龍 虎俊
出版:幻冬舎
価格:1,760円(税込)

Amazonでみる