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2016年03月24日 19時配信

好きなことだけをして暮らしている人の考え方に迫る 【矢島雅弘の「本が好きっ!」】


『鈴木さんの成功。』著者の星さん(右)とブックナビゲーター・矢島
『鈴木さんの成功。』著者の星さん(右)とブックナビゲーター・矢島
『矢島雅弘の「本が好きっ!」』、第4回のゲストは『鈴木さんの成功。会社員から起業した時に待ち受ける「真実」の話をしよう』(マネジメント社/刊)を出版された星渉さんでした。

本書が初の出版となる星さん、お会いしてまず気になったのが、そのお名前です。同書の登場人物が鈴木将吾、神田進次郎という普通の名前なのに、著者の名前が「星渉」とは、あまりにもカッコイイじゃないですか?

星さんにその旨をお伺いしようとしたところ・・・「よく聞かれるんですが、本名です(笑)」と機先を制されてしまいました、ハイ、失礼いたしました(笑)



そんな和やかな雰囲気で始まったインタビューですが、印象的だったのは星さんの「お客様を選ぶ」という仕事に対するスタンスです。起業家のプロデュースを手がける星さんですが、「この人とは合わないな」と思った人はお断りをすると言います。
僕自身は商売人の息子という事もあり、ついつい来るものは拒まず「お客様は神様」の精神でビジネスを考えてしまうので、これは斬新な発想に思えましたし、実際に、たとえ苦手な人相手でも求められれば一緒に仕事をしてしまいます。

その理由について星さんは、「経験上、苦手な人をお客様にすると、クレームや再説明の要求など何かしらトラブルが起きて、自分の時間をとられてしまうんです。それならば、お客様を選んで自分のやりたい仕事に専念した方が良い。また、気の合う人ならばその人のために使う時間は楽しい時間となりますよね」と話します。

なるほど、確かに理に適っているなと思いました。
というのも、そもそも星さんが起業したのは、東日本大震災に遭遇したことにより、自分の人生を見つめ直し、「自分の人生の時間は、自分が好きなこと以外にはもう費やさない!」と決意をしたからだったんですよね。
それならば、嫌な人とする仕事は「嫌なこと」、好きな人とする仕事は「好きなこと」と割り切り、前者は断るというスタンスも納得です。



この星さんの「好きなことだけをする」という考え方は、多くの人が自分の能力ではできない、あるいは、そんなわがままをして良いわけがない、とネガティブに捉えているのではないでしょうか?

でも、本当は「自分は好きなことだけをして暮らしたい」と思っている人も少なくないでしょう。実際にそれを実行している星さんに会って感じたのは、「好きなこと」だけをしている人間というのはこんなにも輝いているのだな、ということです。

明るく、柔和で、それでいて芯がしっかりしている。決意と行動力を持てば人間は好きなことをして暮らすことができ、それが自信となり態度にもポジティブな形で現れるのだなと感じました。

自分の人生を好きなことに使いたい、そう願う人はぜひ一度星さんの生の声を聞いてみて下さい。

(文/ブックナビゲーター・矢島雅弘)

 ◆   ◆   ◆

【矢島雅弘の「本が好きっ!」】
ブックナビゲーター・矢島雅弘による書評ラジオ。毎回、話題の本の著者が登場して、本について掘り下げるインタビューを届ける。
オーディオブック配信サービス・FeBeにて無料配信中。http://febe.jp/honga

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