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2012年06月12日 17時配信

料理下手だけど速水もこみちさんの本格レシピに挑戦してみた


 毎朝、ツイッターのトレンドワードの中に「オリーブ」という言葉が入る。平日朝5時50分から放送されている日本テレビの情報番組『ZIP!』の1コーナー「MOCO’S キッチン」(朝7時55分頃から放送)で俳優の速水もこみちさんが使う「オリーブオイル」のことである。
 もちろんオリーブオイルを使わない回もあるが、イタリアンを作ることが多いこともあって使用頻度は高く、その入れ方も豪快。また、やたらと高い位置から塩をふる様子はネット上で「塩ファサー」と呼ばれているらしく、失敗して掃除する面倒くささを省いても是非一度はやってみたい芸当だ。

 「塩ファサー」なんてやった日には、きっと人生が好転するのではないか、とすら思える。……などと仕事中にうわごとをつぶやいていたら、編集部内から「実際に作ってみれば?」という声が。
 確かに「MOCO’S キッチン」はすぐできるレシピが多いし、料理下手な自分でもできるかも。ということで、私、金井が「新刊JP」らしく速水さんの本で紹介されているレシピに挑戦してみることに。ちなみに、私は普段、料理をすることはあっても、手のかかるようなことは一切しない。得意料理はとりあえず炒めること。

 今回、参考にするのはマガジンハウスから出版されている『トラットリアMOCO きみと食べたいイタリアン』。表紙に燦然と輝く「今度は簡単イタリアン!」というキャッチフレーズが決め手だ。ローマなどイタリア4都市を旅して考案したというオリジナル料理を多数掲載されている。そのほか、イタリア各地を一緒に旅している気分になれるカットや、セクシーショットも満載だという。
 
 今回は、ここからリクエストを取り、「ムール貝と手長エビのガーリック&ワイン蒸し」を作ることに。ムール貝と手長エビを豪勢につかった蒸し料理である。「ちなみにムール貝ってどんな貝?」と聞いてみると、編集部員からは「知らない」との返事。ああそうでっか。

 仕事が終わったあと、さっそく材料を求めて家の近所にあるスーパーマーケットに向かう私。時はすでに午後10時30分。客はまばらで、お肉のパックには割引マークがつけられている。
 もちろん目当てはムール貝と手長エビだ。ところが、鮮魚コーナーをうろつくものの、それらしい物体は見当たらない。生臭く、ひんやりとした空気の中を数分さまよう。ない。ないよ。埒があかないので店員さんに聞いてみる。

 「あのう・・・ムール貝は・・・」
 「あ、ムール貝は・・・ちょっとうちには置いてないですね」


 そりゃそうだよね!
 そういえば、今までこのスーパーマーケットでムール貝を見かけたことなかった!

 というわけで、この時点で「ムール貝と手長エビのガーリック&ワイン蒸し」は諦めることに(別のスーパーはもう閉まっている)。料理下手の人間は、食品がなければ何か別の物で代用しようという脳がない「レシピ原理主義者」なのだ。
 別のレシピを考えなければ。このスーパーにありそうな材料で作れそうなものといえば、37ページの「イタリアントマトカリー」か。クミンやターメリックといった香辛料を使った、トマトベースのカレーである。これならできそう。編集部からのリクエストは無視することになるが、「でも今日はカレーを作りたい」と言っておけば大丈夫だろう。

 2人分の材料はエビ(6尾)、にんにく(1片)、エシャレット(7本)、紫玉ねぎ(1/2個)、にんじん(1/3本)、ブラウンマッシュルーム(6個)、バジル(4〜5枝)、瓶詰トマトソース(1瓶290g)、そしてオリーブオイル(大さじ1)!
カレーの味を整えるために使う調味料は、クミン、パプリカ、ターメリック、塩。
 米はタイ米を使い、炊いた後にグリーンピースと塩、粗びき黒こしょうを混ぜる。
 完成後にごはんやカレーに振り掛けるためのレモン、イタリアンパセリ、青唐辛子も揃えた。
 買い物中、「エシャレットってラッキョウのことだったのね」とか「この世にはたくさんの香辛料があるものなんだな」などと感慨に耽る。もっと料理しなくては。

 自宅に戻り、いざ調理開始。レシピ原理主義者の私は、速水さんの指南する通りに野菜を切り、そしてエビの殻と背わたを除いていく。
 一通り下ごしらえを終えて、ついにフライパンの出番が登場した。

 そして、オリーブオイルを投入!
 
 大さじ1杯とあるが、「間違えちゃった」と言わんばかりにオイル大量投入。レシピ原理主義者としてはあるまじき行為だが、なれるはずのない速水さんになりたかったんだよ、僕は。と誰もいない台所で言い訳をしてみる。虚しい。
 フライパンにオリーブオイル(大量)とにんにく、エシャレットを入れ中火にかけ、香りが立ったら紫たまねぎ、にんじん、マッシュルームを加えて炒める。さらに、トマトソースを加えて煮立て、バジルをちぎって加える。
 
 ここでエビと香辛料を投入。味見をしながら整える。美味しくなってきた。トマトが主体の風味であるがカレーの味わいも残る。
 グリーンピースなどを混ぜたタイ米を皿に盛り付け、カレーのルーをかけ、パセリ、唐辛子を散らし、さらにごはんにレモン汁をつけて完成。「塩ファサー」はごはんにかけるときにしてみたが、これがなかなか結構気持ちいいものだった。癖になりそうだ。
 

 トマトの酸味が残りながらも、香辛料が味のアクセントとなっていて美味しい。ごはんは塩コショウが振り掛けられているのでしょっぱいが、レモン汁とトマトが絡むと、全く気にならなくなる。
 材料集めにてこずったものの、料理自体は20分から30分ほどで完了。料理下手にとっては「簡単に」とはいかなかったが、オリーブオイルや塩ファサーも含めて、なかなか満足のいく仕上がりとなった。

 『トラットリアMOCO きみと食べたいイタリアン』には、前述の通り、速水もこみちさんのオリジナルレシピをはじめ、イタリア食紀行やセクシーショットまでを掲載。ちなみに、サラダ等の生で使うものや仕上げ用のオリーブオイルは、エキストラバージンがおすすめとのこと。是非、一度試してみてはいかがだろう。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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