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2012年03月15日 18時配信

家づくりに成功した人たちに共通している部分とは?


『住む人が幸せになる家のつくり方』の著者・八納啓造さん
『住む人が幸せになる家のつくり方』の著者・八納啓造さん
 これから住まいづくりを考えている人の中には、どんな家を造ろうか悩んでしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 建築家の八納啓造さんが執筆した『住む人が幸せになる家のつくり方』(サンマーク出版/刊)は、これから住まいづくりを考えている人だけでなく、住まいに興味を持っているすべての人に向けて書かれた、「家づくりを成功に導く発想法」を教えてくれる一冊です。
 今回は著者の八納さんに本書の内容を中心に“住まいづくり”についてインタビューを行いました。ここではその前編をお送りします。

 ◇   ◇   ◇

―本書を読ませていただいたとき、途中から今自分が住んでいるところはどうだろうと思いながら読むようになりました。個人的には特に家を買ったり建てたりする予定はないのですが、今住んでいる家でもその考え方を応用できる内容だと思います。八納さんご自身はこの本をどのようなシチュエーションで読んで欲しいとお考えでしたか?

「これから家を手にいれようと思っている人ももちろんですが、家に愛想が尽きた、家に帰ると気分が盛り下がる、社宅住まいで借り物という感覚がある、どうも家族がギクシャクしている、子供が部屋からなかなかでなくなった、など今住んでいる場所が無味乾燥で面白くない、家族関係が不安だと感じている人に「幸せに住まう」ための知恵を分かち合いたいと思ってこの本を書きました。「幸せに住まう」ってどういう事だろう?と興味を持つ全ての方に読んでいただきたいですね」

―本書は家づくりのテクニックというよりも、考え方の部分にスポットが当てられていますが、こうした本の内容にした理由を教えていただけますか?

「家造りに成功している人たちを見ていると、それぞれの家族バージョンで「幸せに住まう」という視点、考え方を持っている事に気がつきました。もちろん、どういう材料を使えば健康的か?断熱性が高い工法は?耐久性はどうすれば高められるか?どこで建てるのが自分たちに合っているのか?などテクニック的な情報も重要です。
しかし世の中にはそういった内容の本はたくさんありますが、住まいを通じて「幸せに住まう」ための知恵をまとめた本がほとんどありません。材料、工法などの情報は日進月歩で変わっていきますが、知恵や考え方は普遍的なものだと思います。でも肝心なその情報が世の中に出ていない。そこでセミナーや講演、執筆活動を通じてその考えをお伝えしてきたのですが、そこに共感していただいたのがサンマーク出版さんでした。意気投合して、この本が出来上がりました」

―家づくりに成功した人たちに共通している部分はなんだと思いますか?

「一言でいうとずばり「家を手に入れる事でどんな家族共通の夢を形にしたいか?」が明確なところです。70歳のご夫妻は「残りの人生、充実した日々を過ごすために建て替える」と言われました。「子供たちが巣立つまでの6年間、大人になっても思い出が残る家にしたい」「家を手に入れる事で大好きなアロマ教室を開催する」「街中の利便性の高い場所でシティライフをエンジョイしたい」「共働きなので、夜と週末をこの家でエンジョイしたい」「定期的にパーティーを開いてたくさんの人が集う家にしたい」など、たくさんの夢を形にするお手伝いをしてきましたが、それら全てのご家庭が幸せそうにしている姿を見るにつれてそれを強く実感しますね」

―本書を読んでいるなかで、家づくりは個人の強い想いや設計士さんではなく、家族全体の夢や将来像がとても大事だと思いましたが、家づくりにおいてしっかりと話し合う家族の強みはどのようなところにありますか?

「興味深い事に、キッチンは妻の意見、リビングは夫の意見、子供室は子供の意見というレベルで要望をまとめて家を建てると、「どうもキッチンは妻以外が入りづらい」という現象が実際に起こり、家の中がつぎはぎのような感じになってしまうのです。それに対して家族全体の夢を意図すると、仮にキッチンは妻の意見でつくったとしても、家族みんながそのベースに家族共通の夢があることを認識しているので、不思議と家に一体感がでたりします。同じ家なのにこれだけ違う。そう考えると家族全体の夢を持つ事はアドバンテージになると思います。
また将来像を家に描くと、家が将来像へ導いてくれる道しるべになってくれます。「アロマ教室を自宅で開きたい」といっていた建主は、数年後口コミでたくさんの人が集うアロマ教室を開催するようになりました。逆に、本書のはじめににも書きましたが、大失恋の末「一生一人で生きていく!」と決めて購入したマンションを所有している女性は「家に帰ってくる度にときめいた気持ちが急にさめる」という経験をしていました。
これから分かる事は、善し悪しでなく、家が将来のイメージまで影響を及ぼしているという事実です。将来像には、将来の幸せな夢を盛り込んで欲しいですね」

<後編に続く>


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