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2011年03月21日 22時配信

棋士・羽生善治はなぜ負けないのか?


棋士・羽生善治はなぜ負けないのか?
棋士・羽生善治はなぜ負けないのか?
 「勝負強い人」とは、どのような人でしょうか。
 生まれついての天才、努力家、幾多の修羅場を潜り抜けてきた人。タイプは色々あれども、共通しているのは「きっちり準備をして臨む」ということではないでしょうか。

 『結果を出し続けるために』(羽生善治/著、日本実業出版社/刊)には、棋士・羽生善治さんが、勝負に勝つために実践してきたことや、学んできたことがまとめられています。
 羽生善治さんは、もはや説明不要の天才棋士。史上最年少で竜王位獲得(当時)や史上初の7大タイトル制覇を記録。現在も6つの永世称号の資格を保持されている方です。

 本書において羽生さんは、結果を残す勝負をするためのポイントとして、
・「恐れない」
・「客観的な視点を持つ」
・「相手の立場を考える」

 この3点を大事にしているといいます。

1、恐れない
 経験や実績を積むことで、思い切った決断が出来なくなったり、自信が鈍ってしまうことがあります。
 こういうときは、必要以上の恐れを持たずにいることが鍵になりますが、そうなるには、不要だと思うものを手放すことが重要だといいます。例えば、「実績」などは捨ててしまうにこした事はないのだとか。
 新しいことに挑戦する時は、「必要・不要」を見極めて、不要なものを捨ててしまうことが恐れない心につながるのです。

2、客観的な視点を持つ
 局面を中立的に、他人事のように見ることで、熱くなった思考のリズムを整えたり、切り替えたりすることが出来るようになります。客観的な視点を保つことが、大事な局面を見失わずミスを減らすことに繋がるといいます。
 例えば羽生さんは、「扇子を閉じたり開いたりする動作」で自分のリズムを作りながら対局しているそうです。

3、相手の立場を考える
 将棋の“三手の読み”のように、「自分が指し、相手が指し、それを返す」という駆け引きにおいて、自分の手ばかり考えず、相手はどんなベストな手(自分にとっては不利な手)で返してくるかを、相手の目線で考えるのが大事だといいます。
 それに対して、さらに自分のベストな対応を模索するのは辛いことですが、相手に追い詰められるという不利な状況をシビアに捉えることで、新しい局面を生み出せるのだそうです。

 これら3つの心構えが、結果を出す勝負への第一歩になるのです。

 本書は、羽生名人流の負けないための準備が、自身の体験を元にして語られた一冊。
 「勝負への準備や心構え」「プレッシャーやミスに対するフォローのポイント」「ツキ・や運に頼らない判断力」に重点をおいた内容なので、実践していきなり勝負強くなるものではありませんが、「勝ち続けるための準備」を考えるにはぴったりです。
 天才・羽生善治さんのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。
読む新刊ラジオ1372回:本書をダイジェストにしてラジオ形式で配信中!

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