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2011年02月27日 23時配信

スラムダンクに学ぶ武士道


スラムダンクに学ぶ武士道
スラムダンクに学ぶ武士道
 『葉隠』を知っていますか?
 『葉隠』は、江戸時代中期に鍋島藩藩士の山本常朝が語った「武士としての心得」を記した書物で、「武士道」という言葉もこの『葉隠』がもとになっています。困難な現実を生き抜く力を与えてくれる書物として、『葉隠』は現代まで読み継がれています。
 一方、現代における『葉隠』として、『スラムダンク』(単行本は全31巻刊行、井上雄彦/作、集英社/刊)を挙げる人は多いのではないでしょうか。『スラムダンク』の作中人物たちの名セリフの数々は、今読んでも胸が熱くなるものばかりです。
 『スラムダンク葉隠』(遠越段/著、総合法令出版/刊)は、『スラムダンク』を羅針盤にして『葉隠』を読むという一冊。読み進めていくとこの2作には共通点が非常に多いことがわかります。

■「そーだ!バスケットマンにはまず基本が大事なんだ!!」(湘北高校3年 赤木剛憲/『スラムダンク』より)

 バスケットボール選手に限らず基本は大事です。自分だけの何かを見つけることは大事なことですが、まずは基本を押さえたうえで個性を乗せていきましょう。

 「手跡の、行儀正く疎略なきより上は有まじけれ共、其分にては堅くれ、いやしく見ゆる也。此上に格を離れたる姿有べし。諸事に此理有べし」

 と『葉隠』にも書かれています。

■「だ…大丈夫ですハルコさん 天才ですから」(湘北高校1年 桜木花道/『スラムダンク』より)

 言葉にはすごい力があり、口に出しただけでもその本人や、その言葉を聞いた人の思考や行動に影響を与えてしまいます。つまり、冗談であっても弱音を吐けば弱気になってしまうものなのです。
 弱気になっていては武士は務まりません。『葉隠』には

 「(前略)就中、物言に不吟味なれば、『我は臆病也』、『其時は逃申べし』、『おそろしや』、『痛い』などといふ事有。されにも、戯にも、寝言にも、たわ言にも、言まじき詞也」

 と書かれています。

 本書は『スラムダンク孫子』の続編にあたる一冊。
 『葉隠』も『スラムダンク』も読む人に勇気を与える点で共通しています。
 つい、弱気になったり落ち込んだりした時は、両作品が味わえる本書を読んでみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/山田洋介)



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