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2010年12月12日 12時配信

恐るべき「社内失業」実態


会社で暇をつぶす、という事をしている人たちは本当にいるのか?
会社で暇をつぶす、という事をしている人たちは本当にいるのか?
 新卒の就職難、派遣切り、リストラ、内定取り消しなど、様々な労働問題が取り沙汰されていますが、新たに「社内失業」という現象も問題になっています。「社内失業」とは「会社で暇を持て余す20代〜30代の若手正社員のこと。まるで失業者のように仕事がない状態を言います。
今回は『社内失業 企業に捨てられた正社員』(増田不三夫/著 双葉新社/刊)より社内失業中の山田さん(仮名)の話を紹介します。

 年収アップが条件で転職した大手人材派遣会社で働く山田さん(27歳)。
「入社当時はリーマン・ショックが起きる直前で会社の景気が良かったのですが、半年後に業績が急降下。突然の移動命令でわずか2名しかいない部署にまわされ、仕事が全くない状態になりました。今の私も最も重要な仕事は郵便物を出すことです。一日2回程度ですね。『どうせ暇なんだから、郵便代がもったいないから歩いて届けてきて』と徒歩で取引先まで行かされたこともあります。あとはDVDを焼いたり、グーグルで調べ物をしたり…。とにかく毎日暇で1日7時間55分暇なんてことが毎日続くようになりました。ミクシイやブログで暇つぶしをしても飽きちゃうんですよ。」

 山田さんのように雑務ばかりをこなしていると、まともな業務経験が積めないために、転職することすら難しい状態になります。仕事がなくても、転職することができないので会社にい続けるしかできません。

 もし自分の仕事が突然なくなったら…とはいえリストラされないだけまだいいのか…とても他人事とは思えないはず。今後ますます大きな問題になっていくのではないかと思われる「社内失業」のお話でした。
(新刊JP編集部/川口絵里子)





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