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2010年09月28日 13時配信

“真価は苦境・逆境のときに表れる”30代に伝えたい孔子の言葉


いつでも「論語」は人生の教科書になるのだ
いつでも「論語」は人生の教科書になるのだ
 春秋戦後時代の兵法家・孫武の「孫子」を中小企業の経営戦略に応用し、話題となった『小さな会社こそが勝ち続ける 孫子の兵法経営戦略』(明日香出版社/刊)。
 そんな「孫子」が春秋時代を代表する兵法書とすれば、春秋時代を代表する思想書が孔子の「論語」です。

 今なお根強い人気を誇る「論語」ですが、現代のビジネスパーソンにとっても教訓になる言葉たちが、燦然と輝いています。
 『30歳から読む論語』(中島孝志/著、マガジンハウス/刊)は、30歳以上のビジネスパーソンに向けた一冊ですが、30歳といえば「三十にして立ち」というように、人生の目標が定まる時期でもあります。そんな岐路に立つビジネスパーソンたちに、著者の中島さんはどんな孔子の言葉を贈るのでしょうか…?

■人生に逃げ場はない 損得ではなく善悪で判断して生きる
 ビジネスは損得が重要であるというのは、誰もが了解していることです。しかし、そういうときほど、「善悪」を忘れがちになります。人はみんな、自分だけは得をしたいと思っているから争いは絶えません。
 ビジネスは大きくなればなるほど、「正しいこと」はなにかをつねに考えておかないといけないのです。そして、そういうときほど、信頼がモノを言います。損得ではなく、長い目で見たときに信頼を生む「正しいこと」。それが将来の大きなビジネスを生むのです。

■好調なときはだれでも余裕がある 真価は苦境、逆境のときに表れる
 人の本性は、上手くいっているときには表れません。勢いのあるときは、品性が卑しい人も大きな人間に、見えてしまうものです。ところが景気や情勢や悪くなると、とたんにその地金が出てきます。ずるい人間はずるさが、弱い人間には弱さが浮かんできます。
 人間は土壇場でその真価を問われるが、土壇場とは処刑場を意味する言葉です。つまり、首を差し出したギリギリの場で、どんな行動を取るか。それで人間が決まります。試練は心のトレーニング。精神的なスタミナをつけ、土壇場でもぶれない心を鍛えるのです。

■人材はそこかしこにいる 完成品を期待するな、抜櫂して育ててみろ
 30歳にもなると、部下や後輩なども多くなっている頃でしょう。人を動かす立場になり、手を焼くケースも多々あるはずです。それは孔子の時代も同じ、人材を適材適所に当てはめることが国を治めるために必要不可欠なことでした。
 私たちはいつも、完成された人材が部下にいればと考えます。しかし、それは間違いで、身近な人間を抜櫂し人材を育ててこそ、その後の企業の成長がある。何故なら、成長する環境があれば、人材は次から次へと出てくるものだからである。

 ひたすら走ってきた20代を終え、人生の指針が決まる30代。
 もしまだ悩むところがあるときは、同じように悩んでいた孔子の言葉を『30歳から読む論語』から紐解いてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)




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