だれかに話したくなる本の話

『チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦』大野裕之著【「本が好き!」レビュー】

提供: 本が好き!
『チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦』大野裕之著【「本が好き!」レビュー】

(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーのぽんきちさんによる書評です。
本が好き!は、無料登録で書評を投稿したり、本についてコメントを言い合って盛り上がれるコミュニティです。本のプレゼントも実施中。あなたも本好き仲間に加わりませんか? 無料登録はこちら→http://www.honzuki.jp/user/user_entry/add.html

一八八九年四月―二〇世紀の世界で、もっとも愛された男ともっとも憎まれた男が、わずか四日違いで誕生した。やがて、二人の才能と思想は、歴史の流れの中で、巨大なうねりとなって激突する。知られざる資料を駆使し、映画『独裁者』をめぐるメディア戦争の実相をスリリングに描く!

本が好き!
チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦

チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦

20世紀に最も愛された男チャップリンと最も憎まれた男ヒトラーは、わずか4日違いで生まれ、同じちょび髭がシンボルとなった。二人の才能、それぞれが背負う歴史・思想は、巨大なうねりとなって激突する。知られざる資料を駆使し、映画『独裁者』をめぐるメディア戦争の実相、現代に連なるメディア社会の課題を、スリリングに描き出す。