だれかに話したくなる本の話

オードリー若林が「自分探し」の先に辿り着いた境地とは

『ナナメの夕暮れ』(文藝春秋刊)

自分がよくわからないから「自分探し」をずっとやってきた――こうエッセイで書きつづるのは、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭さんだ。

『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』に続く3作目となる『ナナメの夕暮れ』(文藝春秋刊)。本作は、雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載に、大幅に書き下ろしエッセイを加えた一冊だ。

ナナメの夕暮れ

ナナメの夕暮れ

オードリー若林、待望の新エッセイ集。