だれかに話したくなる本の話

「カラスは不気味」? 野生動物たちの生態を知ると見えてくる本当の姿

『都市のくらしと野生動物の未来』(岩波書店刊)

時代の変化を知り、何が起きたかを考えることは、これからの時代を生きる人々にとって参考になる。

そのことを動物と人との関係から考えるのが『都市のくらしと野生動物の未来』(岩波書店刊)だ。
本書では、生態学者の高槻成紀氏が、自然から離れてくらす人が増え、動物の本当の姿や生き物同士のつながりを知る機会が失われている今、動物たちと向き合うためには何が必要かを自らの体験や科学的知見を通して紹介している。

都市のくらしと野生動物の未来

都市のくらしと野生動物の未来

自らの体験や科学的知見を通して語るベテラン生態学者からのメッセージ。

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