だれかに話したくなる本の話

秀逸な本のタイトルを選ぶ「日本タイトルだけ大賞」 2022年大賞は『まず牛を球とします。』

“ほぼ2022年”に出版された書籍から最も秀逸なタイトルを選ぶ第15回「日本タイトルだけ大賞」の最終審査が12月19日に開催され、大賞受賞作が決定した。

毎年つい笑ってしまうユーモア溢れるタイトルから、思わず唸ってしまうタイトルまで、バラエティ溢れる書籍タイトルがノミネートに並ぶ本賞。15回目を迎える今年は「ファイナル」と銘打たれ、ニコニコ生放送での視聴者による投票によって大賞と残念賞が決定した。
2022年の大賞に選ばれたのは 『まず牛を球とします。』 (柞刈湯葉著、河出書房新社刊)だった。
また、最も「残念」なタイトルに贈られる残念賞には 『ちくちくぴろんぴろん』 (せきの著、KADOKAWA刊)が選ばれた。

今年も審査員の山田真哉さん、吉永龍樹さん、上田渉さんが本選作品を選定。当日の最終審査では、夢眠書店店主の夢眠ねむさんが8年連続でゲスト審査員として登壇した。

(新刊JP編集部)

■第15回日本タイトルだけ大賞受賞作品一覧

大賞
『まず牛を球とします。』

個人賞
山田真哉賞『生きてりゃ踊るだろ』
吉永龍樹賞『そのヘビ、ただのヒモかもよ!』
上田渉賞『世界は五反田から始まった』
夢眠ねむ賞『とんこつQ&A』
gooランキング賞『た』
読書メーター賞『まず牛を球とします。』

残念賞
『ちくちくぴろんぴろん』

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