だれかに話したくなる本の話

地球は人間によって滅ぶ?「6度目の絶滅」はどう起こるのか

地球は人間によって滅ぶ?「6度目の絶滅」はどう起こるのか(*画像はイメージです)

「毎日、最大150種もの生きものたちが、この地球から姿を消している」というのは、2007年の国際連合の生物多様性条約事務局による発表だ。2007年以降も絶滅の速度は加速し続け、現在も生きものは減り続けている。

地球では過去に5度、生き物たちが絶滅した時期がある。そして今、6度目の大絶滅が起きつつあると研究者たちは言っている。ただ、今直面している6度目の大絶滅は、過去の大絶滅と大きく異なる。過去の大絶滅は地質学的な原因によって引き起こされたのに対して、今回の大絶滅は人間が引き起こそうとしているのだ。

大絶滅は,また起きるのか?

大絶滅は,また起きるのか?

毎日、最大一五〇種もの生きものたちが、地球上から姿を消している――いま「六度目の大絶滅が進行中」だと、科学者たちが警鐘を鳴らしています。過去五度起きた大絶滅とは? 日本のトキは絶滅したのか? 恐竜はいまも生きている? 生きものの絶滅とはどういうことか、なぜ問題なのか、さまざまな生きものを例に解説します。