『魔性の子 十二国記 0』小野不由美著【「本が好き!」レビュー】
提供: 本が好き!![『魔性の子 十二国記 0』小野不由美著【「本が好き!」レビュー】](/images/thumb/5f571c94e123a.jpg?v=2020-09-08T14:54:29+09:00)
(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーのDBさんによる書評です。
本が好き!は、無料登録で書評を投稿したり、本についてコメントを言い合って盛り上がれるコミュニティです。本のプレゼントも実施中。あなたも本好き仲間に加わりませんか? 無料登録はこちら→http://www.honzuki.jp/user/user_entry/add.html)
どこにも、僕のいる場所はない──教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が……。心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。
![本が好き!](/images/thumb/5840262c00f5e.png?v=2016-12-01T22:31:24+09:00)